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むかしむかし-
深く暗い森の中を
傷ついた一人の男が、死に物狂いで走っていた。
その男の名は、
鬼吾郎(おにごろう)。
山深く逃れた鬼吾郎は、
そこで、見たこともない
不思議な生き物たちと出会った。
-時は過ぎ-
昭和28年 初夏
流行り病で兄を亡くした
少女 「みち」は、
祭りの夜に
村はずれの祠へと迷い込んでしまう。
そこには、
大きな岩と見間違えるほどの、
全身毛むくじゃらの大男がいた。
これは時を超えた、
孤独な大男と
心優しい少女の
心の交流を描いた物語である。
特別展「らお」
「映画とごはんとタラオノイエと」で同時開催した、
イラスト企画展「らお」。
会場である多羅尾に、
実在したとされる伝説の生き物「羅尾獣(らおじゅう)」のお話を基に、
オリジナルストーリーを創作し、イメージボードを水彩画で描いたものを展示しました。
「映画作家の隠れ家」をコンセプトに展示。
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